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ビタミンDは足りてますか?

2025年04月15日

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日本小児科学会より提言がでています。
「日本の赤ちゃんはビタミンDが足りない!!」
 
0~5か月の乳児の52%がビタミンD欠乏症という報告があります。
ビタミンDが足りないと、十分にカルシウムが吸収できず骨の形成に影響がでることがあります。
また、ビタミンDは感染症に対する抵抗力を高めたり、アレルギー疾患を防ぐなどの働きがあることも分かってきており重要なビタミンの一つです。
 
食事から摂取するには
*母乳はとてもよい栄養源ですが、ビタミンDの含有量は少なくて粉ミルクの1/3程度です。
母乳栄養が主なお母さんは、まずご自身がしっかりビタミンDを摂取する食事をこころがけましょう。
そして、赤ちゃんの離乳食が始まったら、赤ちゃんの食事でもビタミンDを意識して食事を与えましょう。
*食事中のビタミンD量*
鮭 15g5μg) 卵黄 1個(2.5μg) しらす干し 10g6.1μg) など

日本での乳児
食事からのビタミンD1日の摂取目安量 5μg200単位)
 
→ 食事で摂取するのが大変・・。まだまだ離乳食がすすまない・・など摂取が難しければ
ビタミンDサプリメントもおすすめです。

国際ガイドラインでは1歳までは栄養方法によらず、予防的にビタミンD製剤の摂取をすすめています
当院では、
医療機関専売品「ベビーD200を取り扱っています。
1本:1900円(税込) 
希望の方は、医師にお伝えください。
 
ビタミンDは紫外線によって皮膚でも合成されます。
適度な外気浴、外遊び・日光浴でしっかり太陽の光に浴びることが大切です!
紫外線防止の日焼け止めは強い日差しに長時間当たるときのみにして、過度に使用しすぎないことも大切です。
タミンDの合成に必要なUVBは窓ガラスを通過しないので、屋内で日当たりのよい場所にいるだけではだめです。お外で遊ぶ時間を作りましょう。